2011年12月2日発売の弥生販売の最新シリーズ「弥生販売12スタンダード」「弥生販売12プロフェッショナル」「弥生販売12ネットワーク」の新機能と変更点をご紹介します。
帳票レイアウタが刷新されました
従来の帳票レイアウタに加えて、「やよいの見積・納品・請求書11」と同じレイアウタ機能が追加されました。
従来の帳票レイアウタは各PCに帳票レイアウタのみが保存されましたが、新しい帳票レイアウタは事業所データの一部として保存されます。
従来の帳票レイアウタと新しい帳票レイアウタは互換性はありません。
弥生販売11までは弥生販売スタンダードには帳票レイアウタが搭載されていませんが、弥生販売12スタンダードは新しい帳票レイアウタのみ搭載されます。
サプライ用紙の改廃に伴い印刷用紙の選択リストの表示が変更になりました
旧書式 → 新書式
弥生200021売上伝票A → 弥生34201売上伝票
弥生334101売上伝票 → 弥生334201売上伝票
弥生200022売上伝票B → 弥生334202売上伝票
弥生334102売上伝票 → 弥生334202売上伝票
弥生200030売上伝票C → 弥生334203売上伝票
弥生334103売上伝票 → 弥生334203売上伝票
弥生200023請求明細書 → 弥生334204請求明細書
弥生334104請求明細書 → 弥生334204請求明細書
弥生200024合計請求書 → 弥生334205合計請求書
弥生334105合計請求書 → 弥生334205合計請求書
補足資料の閲覧方法の変更
インポート項目一覧とエクスポート項目一覧のPDFファイルは、弥生販売11まではCD-ROMからファイルを開くようになっていましたが、弥生販売12からはWindowsのスタートメニューから開くように変わりました。
選択できる事業所データの変更(ネットワーク製品のみ)
弥生販売11ネットワークは、同じYAYOIインスタンスの中にあるプロフェッショナルの事業所データを表示できませんでしたが、弥生販売12では事業所データ選択に表示され選択できるようになりました。
なお、弥生販売12ネットワークで、弥生販売プロフェッショナルのデータを選択すると、形式を変換する確認メッセージが表示されデータ形式が変換されます。データ形式がネットワーク版に変換された事業所データはプロフェッショナルでは開くことができません。また、ネットワーク版形式の事業所データをプロフェッショナル版形式の事業所データに変換することはできません。
PDFファイル作成機能が追加されました
印刷ダイアログの[プリンター]で[PDFファイルの作成]を選択するとPDFファイルを作成できます。
オプションメニューの新設
オプションメニューが新設され、環境設定などがこのメニューに移動しました。
ユーザー管理機能の表示方法の改善
ユーザー管理機能の使用できるメニューの表示が製品のメニュー構成と同じになりました。
なお、環境設定はオプションメニューへ移動し、オプションメニューは機能制限できないメニューとなりました。
データバックアップサービスの認証方法の変更
弥生11シリーズまでは、データバックアップサービス専用のユーザーIDとパスワードの取得が必要でしたが、弥生12シリーズからは弥生マイページIDなどでログインできるようになりました。
ライセンス認証管理ツールの搭載
弥生11シリーズまでは、各製品にライセンス認証のプログラムが含まれていましたが、弥生12シリーズから製品とは別の単体プログラム「ライセンス認証管理ツール」に変わりました。
ネットワーク製品のライセンスアップがかんたんになりました
ネットワーク製品のライセンスアップ(例:弥生販売3ライセンスから弥生販売5ライセンスへ変更)の場合は、ライセンス認証管理ツールを起動し、「ライセンスを変更する」から変更ができるようになりました。
同梱されるSQL Serverのバージョン
弥生販売12ネットワークにはSQL Server 2008 R2 SP1 Standardが同梱されます
弥生販売12プロフェッショナル2ユーザーにはSQL Server 2008 R2 SP1Expressが同梱されます
対応OS
Microsoft Windows 7
Microsoft Windows Vista SP2
Microsoft Windows XP SP3
弥生販売12シリーズで直接コンバートできるバージョン
旧製品をお使いの場合は、下記のバージョンは弥生販売12に搭載されているコンバーターを使用すると、弥生販売12にてそのデータをお使いいただくことができます。
弥生販売11シリーズ
弥生販売10シリーズ
※弥生販売09以前のデータをコンバートしたい場合は、弥生導入支援センターへお問い合わせください。