【セミナー情報】
《開催日時》 2010年9月14日・21日14:00~18:30
《セミナー名》弥生販売10インストラクター養成&試験対策講座
【本日の感想】
今回は7月の給与編を受講後、給与の認定資格を取得され、今回3タイトル目となる方にご参加いただきました。
ただ販売ソフトは使用経験が少ない方でしたので、実際の販売業務のフローをお話しつつ説明させて頂いた次第です。
販売の試験は処理の流れが掴みづらい点もありますが、是非復習のうえよい結果がでることを祈っておおります。
【本日の一問一答】
《質問》
インポート時に「コードは存在しません」というエラーになってしまった際の対処方法は?(試験受験時)
《回答》
試験問題によっては台帳データや取引データのインポート処理が出題される場合があります。
試験の際に配布される取り込み用のテキストファイルは正しく作成してあるので、
手順を間違えていない限り、通常は取り込みがスムーズに完了できるようになっています。
それでもエラーになってしまう場合、以下の事が考えられます。
・得意先台帳コード、仕入先台帳コード、商品台帳コード等を問題の指示と違うコードで登録していないかどうか
エラーの原因で特に多いのが各コードの桁が足りない場合です。
インポートの際、弥生販売上で設定済のコードと一致する情報でない限り取込はされません。
ただこのような時どう対応すればよいかは、試験問題には書かれていないのです。
対応方法は「コード変更」の機能を使います。
①メニューバー 台帳→コード変更→得意先台帳・仕入先台帳・商品台帳の選択
②「現在のコード」欄に誤って設定してしまったコードを参照選択
③「新しいコード」欄に正しいコードを入力
④実行ボタン
この後再度インポートを実行すれば取り込みができます。
なお、コード変更と間違える操作が・・・、
各台帳画面で誤ったコードを参照表示後、コードを直接上書き修正してしまうケースです。
この操作ですとコード変更ではなく、コード複写の結果になってしまいます。
よって、誤ったコードと新しいコードが二つ存在することになってしまいますのでご注意ください。
(もし実運用上でこのような操作を行うと、同じ得意先が複数件出来上がってしまうことになります)
試験の際コードを誤って設定した事実はご自身では気づきにくいもの。
もしインポートの処理が出題され、エラーが出て取り込みができない時は、
冷静にコード変更の機能で切抜けていただきたいと思います。
【担当講師:澤口】