2008年12月5日にリリースされた弥生会計09シリーズの新機能と変更点をご紹介します。
取引予定表が追加されました
毎月の家賃やリース料の支払いなど定期的に発生する取引や、事前に把握している1回限りの取引などの予定を登録しておける「取引予定表」が搭載されました。
弥生会計を起動した際に取引予定表を表示させ、そのまま仕訳日記帳や振替伝票を作成することもできます。
Excel書き出し対応帳票が増えました
Excelファイルへの書き出しやテキストファイルへのエクスポートに対応する帳票が増えました。◎新たにExcel書き出しに対応した帳票
- 総勘定元帳
- 補助元帳
- 現金出納帳
- 預金出納帳
- 売掛帳
- 買掛帳
- 経費帳
- 製造経費帳
- 生産経費帳
- 不動産経費帳
- その他任意の帳簿
- 決算報告書(株主資本等変動計算書 横)
決算報告書(株主資本等変動計算書 横)
仕訳表示順序の選択肢が増えました
「伝票番号順」でも表示できるようになりました。弥生会計08以前の製品は「取引日付順」「入力順」の選択肢だけでした。
推奨仕訳件数が増えました
弥生会計08以前の製品は1期当たり3万行以内が推奨でしたが、弥生会計09では1期当たりの推奨仕訳件数が10万行までとなりました。
この対応に伴い、弥生会計をインストールするパソコンの必須メモリも変更されています。
WindowsXP、Windows2000で使用する場合は、1年間の入力件数が3万行以上になる場合は256MB以上が必須となりました。
仕訳履歴機能にて表示対象を選択できるようになりました
これまでは会計期間内のすべての修正・削除履歴が表示されていましたが、表示期間の月指定ができるようになりました。
また、確認したい仕訳をクリックして選択状態にしたうえで[選択仕訳]ボタンをクリックすると、その仕訳に関する操作履歴のみ表示することもできるようになりました。
取引辞書に並び替えボタンが追加されました
仕訳辞書、摘要辞書、伝票辞書へそれぞれ並び替えボタンが追加されました。
キーの種類と順序(昇順/降順)を選ぶだけで並び替えできます。
固定資産一覧表で減少した資産の表示を切り替えできるようになりました
「すべて表示」「前期までに減少した資産を非表示」「減少した資産をすべて非表示」の3種類から切り替えできるようになりました。
業種別テンプレートの追加
理容・美容業、小売業、飲食業向けの簡単取引入力と仕訳辞書がテンプレートになりました。
対象の業種のみなさま是非ご利用ください。
消費税申告書の書式変更への対応
平成20年3月28日付で公表された消費税法基本通達の一部改正に基づき各項目の入力ホーム表記が変更になりました。
またOCR用フォントで印刷できるようになりました。
法人事業概況説明書の書式変更への対応
平成20年4月以降に開始する事業年度から適用される法人事業概況説明書の新しい設定項目に対応して入力フォームや表記が変更になりました。
またOCR用フォントで印刷できるようになりました。
無料体験版で印刷とExcel出力の制限が一部解除されました
これまでは、印刷やExcel書き出しの際に金額が*や0で出力されていましが、一部の帳票を除き、制限が解除されました。
残高試算表関連と、補助残高一覧表関連は引き続き制限がありますが、はじめて会計ソフトを導入される場合はぜひ無料体験版をご利用ください。
弥生会計09でコンバート可能なバージョン
- 弥生会計08プロフェッショナル
- 弥生会計07プロフェッショナル新減価償却対応版
- 弥生会計07プロフェッショナル
- 弥生会計06プロフェッショナル会社法対応版
- 弥生会計06プロフェッショナル
- 弥生会計08スタンダード
- 弥生会計07スタンダード新減価償却対応版
- 弥生会計07スタンダード
- 弥生会計06スタンダード会社法対応版
- 弥生会計06スタンダード
- やよいの青色申告08
- やよいの青色申告07
- やよいの青色申告06