【セミナー情報】
《開催日時》 2008年12月4日 14:00~17:00
《セミナー名》 弥生給与09 平成20年度年末調整/バージョンアップコース【拡大コース】
【本日の感想】
本日受講の方々は、毎年受講をされている方もみえれば、弥生給与自体を本日初めて触るという方まで幅の広い層でした。いただく質問の中には、対応策が複数考えられることもありました。これが良い方法なのではないかと思われる対応策を例に回答をいたしました。
本年の年末調整は「弥生給与09」で処理年度「平成20年度 年末調整」 で行うことは外せない条件となります。これを軸にその後の資料をどのようにしたいかなどから対応策を講じていただければと思います。来年1月の書類提出までは忙しいと思いますが、年末調整は給与所得者の1年間の所得税を精算する為の大切な手続きです。
本日の内容をしっかり確認しながら処理を行ってください。
【本日の一問一答】
《質問》
退職者が給与支払報告書・総括表の[退職者]欄に反映されない。
《回答》
[給与支払報告書・総括表]で退職者が表示されない場合は、
[従業員<個人別>]従業員情報の[退職日付]や[給与支払報告書提出先]の設定を確認します。
従業員数が多い場合は一覧表の[レイアウト]で表示する項目を絞込みます。
以下の場合は退職者として表示されません。
・従業員情報で[給与支払報告書提出先]が未設定、または空欄になっている
・退職年月日が年末調整の処理年度以外の日付になっている
・従業員情報で[就業状況]を[退職]に設定しているが、[退職年月日]が入力されていない
・退職年月日が前年(19年度)の最終給与締切日内になっている(締切日以降であれば表示されます)
・同日入退職の従業員になっている
---補足---
[給与支払報告書・総括表]の[提出先市区町村]・[報告人員]は、
[従業員<個人別>]従業員情報の[住所]タブにある[給与支払報告書提出先]に設定されている市区町村ごとに集計されます。
[給与支払報告書提出先]が設定されていない場合は、[提出先市区町村]、[報告人員]に反映されません。
集計対象に含めるには、従業員の[給与支払報告書提出先]を設定します。
給与支払報告書・総括表の印刷については、
年の途中で退職し給与の支払を受けなくなった者(ただし給与支払が30万円を超える場合)について
給与支払報告書の提出が必要なときは、
書式が
「年間分」と「退職者分」を分けて提出できる書式の「ヒサゴGB1155」と、
「年間分」のみ対応している「ヒサゴGB1155(旧書式)」
が選択できます。
「ヒサゴGB1155」と旧書式の「GB1155」の用紙に新書式の給与支払報告書・総括表を選択して印刷すると日付がずれたり、用紙の右上に○が印字され、正しく印刷することができません。
旧書式の「GB1155」の用紙で印刷する場合は「ヒサゴGB1155(旧書式)」を選択すると従来の書式で印刷することができます。
※ 旧書式を選択した場合、給与支払期間と提出区分は印刷されません。