【セミナー情報】
《開催日時》
2007年3月7日 14:45~16:45
《セミナー名》
弥生給与07 導入設定セミナー
【本日の感想】
本日のセミナーは弥生給与で給与賞与処理を行うための初期設定の内容です。
初期値の明細項目で処理が出来る方でも、そのままの設定で意図した金額がでてくるとは限りませんので、テキストの演習問題にある明細項目の設定変更や追加の手順はおさえておいてください。
扱う明細項目の一般タブの属性。
固定金額項目か変動項目か、または勤怠項目への入力結果を基に計算結果を算出する項目なのかの判断や、明細項目によっては計算式タブや条件タブまでの設定が必要である部分がポイントです。
また、課税〈所得税〉~固定的賃金〈月額変更〉までのチェックボックスの意味も計算結果に影響を受ける部分ですので必ずおさえておいてください。
【本日の一問一答】
《質問》
会社で立替している社員の「弁当代」を毎月の給与から控除したい(1回あたり350円)
《回答》
明細項目の設定画面にて
1 まず勤怠のグループに回数を入力する項目を作成します(例 弁当回数)
(その時単位の選択を忘れないようにしてください)
2 控除のグループに金額を表示する項目を作成します(例 弁当代控除)
3 上記2で作成した「弁当代控除」の一般タブの属性を「単価×回数×倍率」にします
4 続いて計算式タブ内の設定を以下のようにします。
・単価種類⇒固定単価
・回数⇒弁当回数(上記1で作成した勤怠項目を選択します)
続いて、従業員の画面にて
1 単価タブ内の「項目グループ」の表示を、支給⇒控除に切り替えます
2 控除単価の明細項目として設定した「弁当代控除」が表示されますので、1回あたり350円の控除単価を入力します
該当する従業員の画面で上記350円の入力を繰返し行います。
これで給与の明細入力画面で、弁当回数の項目に3回と入力すると、350円/回×3回=1050円の結果が弁当代控除の項目で計算され、控除する事が可能となります。
最後に、給与明細書設計の画面にて、弁当回数と弁当代控除をレイアウトする事も忘れないようにしてください。
【担当講師:
阪口
】